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質量分析イメージングを用いた魚肉タンパク質摂餌ラットの骨格筋脂質解析

Journal of Oleo Science 2019年2月1日
井上 菜穂子 専任講師 生物機能化学研究室

研究成果のポイント

  • 魚肉タンパク質の摂取でラットの腓腹筋重量と筋線維径が増加
  • 質量分析イメージングで骨格筋内の局所的な脂質変化を可視化
  • 遅筋・速筋の両方で魚肉食による筋肥大効果を示した

研究の背景

魚肉タンパク質が骨格筋量や代謝に及ぼす影響は注目されていますが、筋組織内のどこでどのような脂質変化が起きているかは十分に分かっていませんでした。本研究では質量分析イメージングを用いて、魚肉食で肥大した骨格筋の局所的な分子変化を調べました。

研究成果

スケトウダラ由来の魚肉食を与えたラットでは、腓腹筋重量筋線維径が有意に増加しました。さらに、質量分析イメージングを用いることで、骨格筋内の局所的な脂質変化を可視化することに成功しました。

免疫組織化学との併用解析により、魚肉食による筋肥大が遅筋・速筋の両方で起こることが示唆され、魚肉タンパク質摂取が広範な骨格筋組織に作用することが明らかになりました。

論文情報

項目 内容
論文タイトル Investigation of the Lipid Changes That Occur in Hypertrophic Muscle due to Fish Protein-feeding Using Mass Spectrometry Imaging
著者 Mizuki Morisasa, Naoko Goto-Inoue, Tomohiko Sato, Kazumasa Machida, Mina Fujitani, Taro Kishida, Kenji Uchida, Tsukasa Mori
掲載誌 Journal of Oleo Science 68(2), 141-148
発表日 2019年2月1日
DOI 10.5650/jos.ess18193

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生物機能化学研究室 井上 菜穂子(いのうえ なおこ)

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