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河川のアユ死亡魚から分離された高病原性Aeromonas veronii biovar sobria

Fish Pathology 2018年9月18日
間野 伸宏 准教授 水圏生物病理学研究室

研究成果のポイント

  • 多摩川支流域で発生したアユ大量死から原因菌を分離・同定
  • 分離菌はAeromonas veronii biovar sobriaで高い病原性を示した
  • 過去の分離株とは異なる系統であることを明らかにした

研究の背景

2016年に多摩川支流域で、出血や腹水などの症状を伴うアユの死亡が確認されました。本研究では、河川アユ大量死の原因を明らかにするため、死亡魚から分離した細菌の性状と病原性を詳しく調べました。

研究成果

検査した死亡魚すべてから同一形態のグラム陰性短桿菌を分離しました。16S rRNA解析と生理生化学試験により、分離菌はAeromonas veronii biovar sobriaと同定されました。

さらに、分子系統解析と感染試験を行った結果、この菌は過去に多摩川で分離された株とは異なる系統に属し、アユに対して高い病原性をもつことが示されました。

論文情報

項目 内容
論文タイトル Aeromonas veronii biovar sobria Associated with Mortalities of Riverine Ayu Plecoglossus altivelis in the Tama River
著者 Hisato Takeuchi, Aki Namba, Kazutomo Hori, Shosaku Kashiwada, Nobuhiro Mano
掲載誌 Fish Pathology 53(2), 86-89
発表日 2018年6月1日
DOI 10.3147/jsfp.53.86

お問い合わせ

水圏生物病理学研究室 間野 伸宏(まの のぶひろ)

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