私たちは水界の生き物の分布・生態特性や水圏生態系の仕組みを研究しています。海、川、湖など、様々な水域から得られた知識に基づいて、人間社会と水圏生物の永続的共存関係の在り方を模索していきます。対象生物は多様であり、硬骨魚類、サメ・エイ類、貝類、エビ・カニ類、爬虫類、鳥類、哺乳類、海藻・海草類など、様々な動植物を扱っています。
主な研究テーマ
水圏生態系の栄養動態と生物群集(高井教授)
近年の主な研究テーマは、海底の植物から動物群集への栄養供給、岩礁性魚類メジナ・クロメジナの再生産機構、中深層性深海魚ムツ・クロムツの再生産機構、魚食性鳥類カワウによる種苗アユの食害などです。
海洋刺胞動物の分類・系統・生態(藤井講師)
日本近海に生息する海洋生物のうち、人間が認識し名前が付けられている種は2割に満たないと考えられています。当研究室では、刺胞動物を主に、その分類・進化系統・生態を調べています。深海の熱水噴出孔周辺に群集を形成するサンゴの仲間の分類研究なども行っています。