サケ科魚類を主な対象に、繁殖生態や行動の仕組みを最先端の計測技術で解明しています。加速度・深度・温度・心電図などを記録するバイオロギング技術を用いて、水中での直接観察が難しい産卵行動や配偶行動を定量的に解析しています。加えて、精子運動解析、父性判定、空間統計モデリング、機械学習といった手法を組み合わせ、個体の繁殖成功と環境条件の関係を多角的に評価しています。北海道標津川や秋田県阿仁川などでのフィールド調査を通じて、魚類の基礎生態の理解を深めるとともに、保全や資源管理に貢献する知見の創出を目指しています。